長年パーソナルトレーナーとして活躍して来た中で、オステオパシーの臨床技術を身に着け、トレーナーでありながら臨床的な介入もできるオステオパスの染谷先生の紹介です。
2022年から生理学を担当していただきます。

経歴
JCO第36期卒業
さいたまオステオパシー代表
日本オステオパシー学会会員

パーソナルトレーナー
ファンクショナルトレーナー
MRO(J)


染谷先生からのコメント
2022年から生理学を担当することになった染谷です。
生理学、解剖学、病理学などの基礎医学は、それだけでも単純に知識欲を満たすことができる素晴らしい学問です。 それは過去から積み重なってきた研究の上に生まれ、今もなお研究され続けている深みがあるからです。

この基礎医学はいわば「卵」のようなものです。 卵はご飯に合う目玉焼きにもなれば、食後に食べるケーキにもなります。中華料理にも西洋料理にも使うことができます。 文字通り「どう使うかは料理次第」です。 この料理の違いとは、医学でいうと外科と内科の違いなどと考えることができます。
外科と内科では必要なスキルや考え方が全く同じではないように、オステオパシーにもオステオパシーのスキルや考え方があり、これが他のセラピーとの違いを生んでいます。
オステオパシーも医学の一つですから、まずこの基礎医学があり、オステオパシーとして分化していきます。
では私が担当する生理学とはどういったことを学ぶ学問でしょうか? 生理学とは「生命の正常な身体の活動」を研究し学ぶ学問です。 この生理学の知識を学びながら、オステオパシーの特異的な考え方を身につけ、臨床で活かし、自分で問題解決ができる力が身につくようにお教えできればと思います。

生理学を含めた基礎医学は全ての医学の基礎=共通言語のあいうえおですから、もう一つ大切な側面があります。 それは医師やセラピストなどの他分野の先生方と情報を交換し、より研鑽を積むことができるようになることです。

日本でオステオパシーを学ばれる多くの方は、人の助けになれるセラピストになりたい、という気持ちをお持ちだと思います。 微力ながら、JCOのカリキュラムの中で、より良い卵を育てることと、その殻を破ること、この二つのお手伝いができるよう努めさせていただきます。 どうぞ宜しくお願いします。