4年制のカリキュラムになってから、4月から初めての4年生となりインターンが始まります。
そして新しいカリキュラムのスポーツ領域と経営学も行われます。
まずはスポーツ領域
オステオパシーのスポーツ領域での活躍は、2012ロンドンオリパラにて、選手村に設置される医療施設(ポリクリニック)にてオステオパシーが正式採用され、トップアスリートのケアを行ったことから一気に注目されるようになりました。
その後、東京オリパラ2020が決定したことから、日本でもポリクリニックへの参加を目指し、スポーツ分野に特化したオステオパスを育成しようとスタートしました。しかし日本にはスポーツに特化したオステオパシー教育は全く情報がなくどうしようかと悩んでもいました。
そのような状況であったため、どうせ学ぶならトップから学べたら!とOIA(オステオパシーの連合体)のスポーツ部門のトップであり、OSCA UKのチェアマンで、ロンドンオリパラのオステオパシー部門のヘッドであった、シメオンミルトン先生にコンタクトをとり、日本でも教育して欲しいと依頼したことがきっかけで、OSCAJが設立されました。
OSCA UKの始まりはラグビー関係者達で立ち上げたのがきっかけで、スポーツ分野でのオステオパシーがちょうどロンドンで熟成してきた時期に、たまたま2012ロンドンオリパラが開催されたタイミングであったようです。
シメオン・ミルトン先生はロンドン・リオ・東京と3大会に関わり、アスリートのオステオパシーケアで活躍してきました。
IOCは最後まで世界大会であるので、ポリクリニックにはグローバルスタンダードなオステオパシーもカイロプラクティックも加えるべきと東京組織委員会に提言していましたが、残念ながら2020東京では、ポリクリニックは医療施設との日本の見解は当初から全く変わらず、日本の医師と理学療法士しか医療施設では働けない決定になってしまい参加できませんでした。リオも日本と同じ状況ではあったのですが、最後には大逆転でポリクリニックにオステオパスが関われました。
JCOの講師も2名がリオのポリクリニックに参加しています。
そして一人はJCOの卒業生でもあり、JCO卒業生が日本のオステオパスとして公式にリオで認められた実績でもあります。
OSCA UKの教育者として素晴らしい講義を日本でも行ってくれた、デービット・ミラード先生がいます。日本で開催されたセミナーで、オステオパシーのスポーツケアとは何か?
オステオパシーはアスリートのケアにどれだけ適しているのか?素晴らしいセミナーでした。
その素晴らしかった3日間のセミナー映像を見ながらその解説と、シメオン・ミルトン先生の教えも追加して学ぶWEBでの授業です。

月1回3時間✕10回の構成です