👩‍🎓単科制度で小児オステオパシーを取りたい学生さんへ🧑‍🎓

みなさん、こんにちは。
2023年10月から小児領域オステオパシーを
担当することになりました細田裕二です。

私はドイツに住んでいますが、日本に住んでいるみんなと
このように一緒に勉強できるってすごい世界になりましたよね。
僕が小さな頃は、そんなことは想像できませんでした。
あの頃、情報を得たければ公民館や図書館に行く時代でしたから😆

話は吹っ飛びますが、
僕がどの様に小児治療に興味を持ったのかを話したいと思います。
過去に大学院で勉強したいなと思ったきっかけがありました。
その最大の理由は、子どもちゃん👶を治療する自信がなかったから。
2007年に英国のオステオパシー大学を卒業したあと、
ドイツの病院で働いて3ヶ月ぐらいのことだったと思います。

そこ頃から少しずつですが、
お母さん達が子どもや赤ちゃんを連れて
僕のところに来るようになりました。
そのお母さん達は、以前にオステパシーの治療をして良くなった方々でした。
家族の方が、他の家族を連れてくるというのは、
僕らの世界ではあるある話ですよね。
お母さんが妊婦さんだったケースもありますし、
子どもたちが大きくなっているケースもありました。

オステオパシー教育を受けた僕の大学では、
妊婦さんを含む大人の治療トレーニングをみっちり受けていました。
しかし18歳以下のいわゆる「小児」の子たちを診るのは、
それが初めてでした。
ここを読んでいて分かると思うのですが、
経験がない人間は、半ばパニックを起こしてしまうのです。
もう脇汗ジンジン半端ないですよね💦😅

ぶっつけ本番状態で子どもちゃんを治療してみましたが、
心というのは正直なものです。
自分が出来ないと思ったものは、やっぱり出来なかったです。
自信がないものだから、オステオパスとして思う様にならなくて、
どうしようか頭を掻いて困っていました。
そこで大きくなった僕は、、、
公民館にも図書館に行かないで、
ネット検索しました💻
その後、月に1度
新幹線で片道5時間かけて
北ドイツにあるハンブルグ市の大学院へ
通うことにしました。

大学院で教えてもらったことは、
子どもの解剖学や生理学の他にコンセプトやテクニックなどでした。
その他、一通り勉強したあと試験を受けて卒業は出来たのですが、
今その内容をシラバス無しで語れと言われても正直あまり
思い出せないです。
今考えると、施術現場で大事にしていることは、
大学で学んだこととはちょっと違ったりもします。

今年の10月から僕の大好きな日本語で
教鞭を取れることもあって
なんやかんや沢山伝えたいことはあるのですが、
へっぴり腰の新米教師に与えられた時間は、30時間。
その短い時間の中で、3年かけて勉強したことを
全て集約するのは出来ませんので
エッセンスを抽出してお伝えしていく予定です。

そして学生さんには、
自分が専門的に学んできた知識を、
小児と言うと構えてしまうにではなく、
対応できるベースを作れるようになって欲しい。
僕が大学院の学校では教えてもらえなかったけど、
卒業してから、「あーなるほどね」と気づいたことなどです。

もう少し砕いて話すと、
インナーチャイルドとメンタルブロックの
存在を知って欲しいです。
このコンセプトが理解できる様になると、
なぜ自分やクライエントが、
ある一定の状況やシチュエーションに遭遇すると
急に怒り散らかしてしまったり、悲しくなってしまったり、相手を攻撃してしまうことがわかるようになります。

このカラクリが分かるようになると、
いかに子どもの考え方や性格が
親の育て方に強く影響されるのかが分かるでしょう。

もしあなたが、子どもちゃんの持つ
問題が起因が身体だけではない、
心身性の問題も絡んでいると分かると、
それに早く対応できるようになるでしょう。
すぐになるとは言えませんが、
年々少しずつ🐢自信がついていきます。
これが、こどもちゃんを施術していく上で
僕がとても大事にしているポイントです。
そんなところもこの小児領域で話していきます。

基本はドイツのミュンヘンからのZoomライブですが、
今年の11月には、対面授業が叶いそうです。
というのも、僕の大好きなカイ・ミッチェル先生の
セミナーを受けるために日本へ帰国するからです。
そのときはどんな実技に行おうかな♪
まだ授業内容はまだヒミツ🤫です。

それでは、10月の授業初日にズームで会えること楽しみにしています。
愛を込めて

細田 裕二, BSc, BSc.Ost, MSc.Paed
GOsC Registered Osteopath (イギリス)
Heilpraktiker (ドイツ)