雨が多いポートランドですが6月はベストシーズン晴天です。
初めてのWestern Universityでの解剖研修でお世話になりますが、 Western University の方々には歓迎していただき、最新の解剖設備で勉強させていただくことができます。解剖室内は撮影できませんので、廊下に飾ってある額縁内の写真です。これを見ていただくと、解剖室にもエコーが常備されており、ライトもオペ用のライトで自在に手元を照らすことが可能なのが分かります。
またスカイアイカメラなどあり解剖設備の充実ぶりが分かります。

通常よりも軽く防腐保存されたご検体を準備していただき、
組織が柔らかく、より実際に近い状態で解剖することが出来、
通常の防腐保存では剖出しにくいものや、観察しにくいものをよく見ることができています。
解剖学のMerbs教授は筋膜や筋肉の付着部の複雑な結合にも精通されていて、
オステオパシーに重要なつながりなども教授いただきました。

JCOの名誉顧問であるゲーリング先生にもご教授いただき、ジョーンズ・ストレイン/ウンターストレインの圧痛点と解剖学的な関係を説明していただき臨床に則した解剖を学ぶことができ、素晴らしい経験となっています。